

片付けが進まないのは、「何を捨ててよいかわからない」から。ミニマリストが実践する判断軸をお手本にすれば、迷いなく処分できます。暮らしに必要なものだけ残して、スッキリした空間を手に入れましょう。
捨てるモノを見極める基本ルール
判断基準 | 具体例 |
---|---|
最後に使ったのはいつ? | 半年以上使ってない食品容器や文房具 |
買い直せるか? | 100円ショップで代替できるキッチン用品 |
スペースを圧迫していない? | 使わない家具や大きすぎる家電 |
明確な用途があるか? | “いつか使うかも…”と曖昧なもの |
基本は「使っているか」「買い直せるか」「置く価値があるか」「役割がはっきりしているか」。これらをクリアしないものは整理対象にしましょう。
経験者が語る“捨てる基準”10選
ミニマリストとして暮らしている人たちが、実際に「これは手放して良かった」と感じた基準には共通点があります。以下に、実体験に基づいた10の“捨てる基準”を詳しく紹介します。
- ストレスを感じるモノ
見るだけで気が重くなるアイテムは、無意識に心に負担を与えています。たとえば、組み立てが面倒な家具や、着るたびに違和感のある洋服など。「使うたびにちょっと嫌な気持ちになる」モノは、思い切って手放すことで日常の満足度が上がります。 - 寿命が過ぎているモノ
洗濯しても黄ばみが取れないTシャツや、10年以上前のドライヤーなど、モノには寿命があります。劣化したものを使い続けるのは、実用面でも安全面でもマイナスです。最新のものに買い替えることで、生活の質が一気に向上します。 - 手入れが面倒なモノ
フィルター掃除が必要な加湿器や、特殊な洗剤が必要な食器など。使用後のケアが面倒で出番が減っているなら、それは生活に溶け込んでいない証拠。使いやすさを重視したモノに見直すと、日々のストレスも減ります。 - 同じ用途のモノが複数ある
ボールペン10本、白シャツ5枚など。「選ぶのが面倒で結局いつも同じものを使う」というケースが多いです。自分が本当に使っている“お気に入り”だけを残し、他は感謝して手放すことで、選択の手間も減ります。 - ライフスタイルに合っていないモノ
たとえば、以前は山登りをしていたけれど、今はまったく行かない…。そんな趣味用品は、今の自分にとっての優先順位を考える材料にもなります。使わなくなった道具を手放すことで、「今の自分」がよりクリアに見えてきます。 - 人からもらったけれど使っていないモノ
頂き物は感情が絡むため手放しにくいものですが、「誰かがくれた」という理由だけで場所をとっているのは本末転倒です。「もらった時点で感謝の気持ちは伝わっている」と考え、今必要な人に譲るのもひとつの方法です。 - 1年以上使っていないモノ
特に衣類・雑貨に多いパターンです。「来年は着るかも」「何かに使えるかも」は、実際にはほとんど使われません。収納の肥やしになる前に、1年のスパンで見直す習慣をつけましょう。 - 部屋の景観を乱すモノ
サイズが合っていない家具や色が浮いているインテリアなどは、空間の調和を壊してしまいます。空間全体の“居心地”が下がるため、自分の理想の部屋に合うかどうかを基準に見直すことが大切です。 - 生活を非効率にするモノ
よく使うモノが取り出しにくくなっている原因になっているモノは、持っているだけで効率を落とします。動線上にある“使わない家具”や、場所を取るだけのストック用品も要注意です。 - 理由が曖昧なモノ
「なんとなく捨てられない」「あると安心」というモノは、実はなくても困らないことがほとんどです。「これがなければ困る理由」を説明できなければ、迷わず処分リストに入れてOKです。
これらの基準は、どれも経験者が実際に使ってきた“モノを手放す視点”です。最初からすべてを適用する必要はありませんが、自分に合うものから1つずつ取り入れてみると、無理なく片付けが進むようになります。
捨てにくいモノへの対処法


- 一時ボックスに保留:迷っている間に気持ちが固まることも
- 試着や実使用で検証:使いにくい服を試着して判断
- 用途のあるものに絞る:「寝巻きなら1枚」で管理
- 代用品検討:トースターを魚焼きグリルで代用できるか?
捨てられない人のステップと習慣化
- 1日1個ルール:小さな一歩で習慣に
- 定量ルール:何個までというマイルールを守る
- 譲渡サービス利用:売る・あげるなど別の処分法を活用
- 捨てる=悪ではない:ムダを捨てて自分の時間や空間を取り戻す
頻出シーン別!即捨てOKな例【図解】
以下の図解も参考に、不要品を見つけ出しましょう。
シーン | チェック項目 | アクション |
---|---|---|
キッチン | 半年以上使ってない調理器具 | 処分/寄付 |
靴箱 | 穴・汚れのひどい靴 | 捨てる |
クローゼット | 1年着ていない服 | 1着だけ残し処分 |
書類棚 | すでに見返さない紙類 | デジタル化+処分 |
捨てる前に考えたい4つの問い
- これなしで1週間生活できる?
- 使わないならどこへ置きっぱなし?
- 捨てても後悔しない?
- 今後“必要”と感じたら本当に買える?
これらに答えられる物だけ「残す判断」をしましょう。
コンパクトに暮らすための工夫
- 収納量を見直し、空きスペースを最適に使う
- 1ジャンルにつき持ち数を決めて管理
- 新しいものを買う時は、必ず古いものを一つ手放す
まとめ


ミニマリストが実践する「捨てる基準」は、シンプルながら効果的です。「使うか・必要か・スペースに見合うか」を意識して判断すれば、無駄な迷いもスッキリ消えます。今日からひとつずつ、判断の軸を増やしていきませんか?
FAQ
Q. 思い出の品はどう整理すれば?
A. 全部を残す必要はありません。写真に残す・一部だけ形見分けするなど、小さくして保存しましょう。
Q. 一度捨てたけど後悔したら?
A. 100円ショップで代替できるものなら買い直しで済みますし、手痛くなった経験から“次に活かせます”。
Q. 家族が捨てたがらないときは?
A. 共同目標を立てた上で小さな範囲から始め、「成功体験」を共有することで協力が得やすくなります。
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